- 2025年10月10日
小児声帯結節
小児声帯結節とは

声帯結節は声を出すための器官である声帯にこぶ状の結節が出来る病気です
声を出すことにより声帯が振動しぶつかりあいます。鉛筆を持ちすぎたときに指にペンだこができ硬くなるように、声帯もぶつかりすぎると、両側の声帯の前1/3ぐらいの位置に結節という硬い組織ができます
小児にできる声帯結節は、小児声帯結節と呼ばれており、学童期の嗄声の原因として最も多いと言われています
症状
- 声がれ
原因
大きな声をよく出すことが原因と言われています。スポーツなどで大きな声を出していたり、もともと大声を出す性格などによることが多いです。
検査
喉頭ファイバーで確認します
治療法
声の安静
※ 小さいお子様では難しい場合が多いです
※ 小児声帯結節は思春期に入ると大声を出さなくなったり、また、声変わりで声帯が伸びる際に自然に消失することが多いと言われており、それまでは手術をせずに経過をみます